想像してみて下さい。
お見合いで。「はじめまして」少し恥らう二人。「本日はあいにくの天候で…」と取り留めのない会話。お互い緊張している。それも当然のこと。お互いかける意気込みが今までと違うのだ。
女「どのような仕事をしておられるのですか?」
男「○×商事で△や□などの商品を取り扱う、いわゆる営業ですね。…さんはどのようなお仕事を?」
女「今は仕事をやめ、実家で母の手伝いをしています」
しばし沈黙。雨の音だけが部屋に響く。
女「…ところで、。---さんは、何か趣味とかありますか?」
男「ええ、育毛です。」
想像してみて下さい。
とある面接会場。雰囲気はピリピリしている、と言うより、梅雨真っ只中のような重たい感じ。静かに座って心を落ち着けている人や、会社のパンフレットを何度も読み返している人もいる。
そんな中、名前が呼ばれる。いよいよだ。
男「(こんこん)失礼します。…☆◇大学法学部法律学科の◎○です。本日はよろしくお願いします」
面接官「はい、お願いします。どうぞおかけください」
男「はい、ありがとうございます。失礼します」
再び軽く本人確認。そして、自己PR。1分くらい後、それに関して面接官から質問が飛ぶ。一段落。
面「なるほど。…ところで、なにか趣味はありますか?」
男「はい、育毛です」
ありえない。
ピリオドの彼方に
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