宇治の町は、春を目前にしたやわらかな空気。ただし、風は冷ため。
本日は三室戸寺で梅見。
三室戸寺は、西国三十三所観音霊場の第10番札所。
創建は奈良時代とされ、宝亀元年(770年)、光仁天皇の勅願により僧・行表が開いたと伝えられる。本尊は千手観音で、古くから観音信仰の寺として宇治の人々に親しまれてきた、らしい。
その三室戸寺といえば、一般には紫陽花の寺として知られる。6月になると約2万株の紫陽花が咲き、宇治の初夏の風物詩になる場所。
しかし2022年からしだれ梅の庭園を公開しはじめたらしい。知らなかった。
山門を抜け、梅園へ向かう。

斜面の道を上っていく。
思ったより勾配がきつい。体感としては、スキー場の中級コースほどの傾斜で、ゆっくり歩いていてもそれなりにしんどい。花見というより、ちょっとした山歩きである。
登ると、宇治の町並みが遠くに見える。
梅越しに町を見下ろす構図がよい。淡い紅や白の花の向こうに市街地が広がり、その奥に山並みが重なる。

さらに梅園の中に進み振り返ると、今度は山を背景にした梅の景色。
見頃の枝垂れ梅は、淡い紅、濃い紅、白と色もさまざま。
空はよく晴れ、青が深い。そこに緑の山とのコントラストで、梅の花が映える。

三室戸寺の梅園は、城南宮のように花が密集して空間を埋めるタイプではない。枝垂れ梅が一定の間隔で整然と並び、一本一本の樹形がよく見える。
枝が弧を描いて垂れ、その先に花が連なる姿が印象的だった。



梅園を一巡したあと、本堂へ向かう。
ここはお参りするとドラクエウォークのガチャの引きがよくなる(個人の感想)。
一応持っていない星5が出たので、当たりでよいかな。
ゆっくりと坂を下り、帰路についた。
ピリオドの彼方に
"三室戸寺 しだれ梅の梅見" のご意見・ご感想
ひとことお願いします
全て必須項目です。