ということで、京都の酒どころの伏見へ。
まずは、御香宮神社 に立ち寄る。
境内図の脇にある説明板には、主祭神は神功皇后であり、皇后が摂政として内政に励み、のちに応神天皇につながることなどが簡潔にまとめられていた。
加えて調べると、この神社の名は、境内から湧いた香りのよい水を清和天皇に献上したことに由来するという。境内の「御香水」は伏見の名水として知られ、酒造りの町にふさわしい背景を持つ。
合わせて「小堀遠州ゆかりの石庭」も見学。拝観料は200円。人の気配が希薄。というか誰もいない。
元和9年、小堀遠州が伏見奉行に就いたころ、奉行所内に凝った庭園を造ったこと、のちにその庭は失われ、戦後の区画整理などを経て、庭石の払い下げを受けてこの地に石庭が整えられたことが記されていた。石は不思議と残る…ということでよいのかな。
伏見の町をもう少し歩き、伏見奉行所跡 へ向かう。案内板によれば、伏見奉行所は元和3年(1617年)に置かれ、寛文4年(1664年)に現在地付近へ移転して町づくりの中心になったという。幕末には鳥羽伏見の戦いの舞台となり、周辺には戦いの痕跡が残る、とある。 
伏見奉行所跡、鳥羽伏見の戦いの弾痕を見に行く。
奉行所跡は立札のみで寂しい。
弾痕はしっかりと跡が残っていて、生々しかった
弾痕の説明板には、鳥羽伏見の戦い(1868年)の銃弾の跡であること、慶応4年1月3日からの戦いが倒幕・佐幕の帰趨を決めたことなどが書かれていた。格子に手を触れないように、という注意書きが逆に、近さを強く意識させられた。
昼どき、天天佑 を見つけた。
見つけたら、これはやむを得ない。ガッツリ食ってしまった……。美味かった。
その後は酒。日本酒!
ということで、伏見の酒蔵通り。
まずは「神聖 酒蔵直売店」。
掲示にあった「直売店限定 神聖 山田錦純米吟醸 無濾過生原酒」の試飲。
パンチが効いている。
そのまま進むと、伏見銘酒協同組合にて、蔵開きのイベントをしていた。
「酒蔵開き 本日の蔵開きメニュー表」の通り、新種試飲として「1 純米 60%」「2 たれ口」、2杯で500円、とある。
1純米の新酒の方はスッキリしていて、先ほどのものよりフルーティな感じ。後味さわやか。あと先含めて、飲んだ中では一番これが美味かった。
2たれ口は、あっさりしている。ちょっと甘味があるかな
そして 月桂冠大倉記念館 へ。
ここは1909年建造の酒蔵を改装した資料館で、伏見の酒造りの歴史と月桂冠の取り組みを紹介している。入館料は600円で、三杯分の試飲用コインときき猪口が付く。 
展示を見たあと、テイスティングメニューを眺めて迷う。自分が選んだのはC「新米新酒 純米大吟醸生酒」、D「果月 純米」、G「笠置屋 山田錦大吟醸」。さらに追加してI「鳳麟 純米大吟醸」も飲んだ。Iが芳醇で美味かった。
なお、外の駐車場に喫煙所があるのが嬉しい。一服。
その後、周辺をぶらぶら散策。あの龍馬ゆかりの寺田屋の「庭」だけをちらっと立ち寄ったあと、駿河屋 にて、みかさと桃羊羹を購入。
この駿河屋は天明元年(1781年)創業の菓子屋で、練羊羹などが知られ、番組 ブラタモリ でも取り上げられていた(行こうと思っていたことを思い出した)。
疲れた体にしみる甘さ。
それはそれとして、酒がだいぶ回ってきた。16時ごろに切り上げて帰宅。
日帰りの散策としては、ちょうどよい濃さかな。














ピリオドの彼方に
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