青紅葉が色づき始める季節、静けさの中に光る美しさがあった。
金戒光明寺(前記事)から坂を少し上がると、立派な石碑がお出迎え。


門をくぐると、石畳の参道がまっすぐにのび、両側の楓が枝を広げている。
こちらのお寺も、時期もあって人は少なめ。

真如堂の正式名称は「真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)」。
永観2年(984年)に比叡山延暦寺の僧・戒算上人が創建したと伝わる。後に、女院御所の地を賜り、二条天皇の母・藤原詮子によって再興されたとされる。(Wikipedia: 真如堂)
あ、お花綺麗でした。

本堂に入ると、内陣は金色に輝き、荘厳という言葉がぴったり。
秘仏の阿弥陀如来坐像は、毎年11月15日のみ開帳されるそうだ。真如堂 公式サイト
そして、今回もっとも印象に残った庭園。
まず「涅槃の庭」。
大文字を借景にした枯山水の庭。白砂に苔と石が静かに配され、穏やか。心静かになる、そんな感じ。

続いて「随縁の庭(ずいえんのにわ)」。
その名のとおり、“真理は変わらないが、姿は常に変わる”という仏教の教えを表しているという。
四角や台形など、さまざまな形の枯山水が連なり、角度を変えるごとに表情が変わる。
自然の理をそのまま庭に写したような、美しい構成だった。

本堂から出て、散策。
三重塔が姿を現す。陽光を背に黒い瓦が輝き、まるで時間が止まったような神々しさ。
脚立があるのがご愛嬌。俺がお参りしているときも、みなさんお仕事中なのよ。

秋の盛りには境内一面が紅に染まるというが、青紅葉の今は静かでこれはこれで良き。
別にAIで人を消しているわけではない。ほんとに静かだった。



紅葉の季節にもう一度、訪れてみたいと思う。
さて、お腹が空いた。カレーを食べよう。
ということで、大文字カレーへ。
ピリオドの彼方に
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