正式には「蓮華王院(れんげおういん)」といい、後白河上皇の発願で1164年(長寛2年)に創建された。
長さ約120メートルの本堂には千体の千手観音像が並び、国宝として知られている。
三十三間堂 公式サイト

秋。散歩に出かけるにはちょうどいい季節。
最近『ブラタモリ』で三十三間堂が特集されていたのを見て、久々に行ってみたくなった。
番組では「なぜ800年守られたのか」というテーマで、建物の構造や地盤の工夫、仏像の保存技術などが紹介されていた。
NHK ブラタモリ 京都・三十三間堂SP(2025年9月20日放送)
で、三十三間堂。
みなさんあまり写真を撮らない、入口の券売所。
こんなんだったっけ……?
ウン十年前に来た記憶では、もっと素朴だった気がする。
それにしても外国人観光客が多い。英語や中国語が飛び交う中で、チケットを買う。

門をくぐると、すぐに長い本堂が現れる。
とにかく長い。木造建築としては異例のスケールで、端がかすんで見えるほど。
現存する建物は鎌倉時代、1266年(文永3年)に再建されたものだ。
Wikipedia: 三十三間堂

堂内へ入ると、思わず息をのむ。
中央に大きな千手観音坐像、その左右に千体の観音立像がずらりと並んでいる。
圧巻。これはもう、ご利益どうこうではなく、単純に“すごい”。
当時は朱塗りの外装で、堂内は、花や雲文様の極彩色で飾られたという。
極彩色のお堂に金色の仏像、これは極楽浄土でしょう。

また、仏像は、よく見ると、一体一体の顔や衣が微妙に違う。
ずっと眺めていると「この仏像、誰かに似てるんじゃね」と思えてくる。
実際、近くの修学旅行のJKが「これ〇〇先生じゃない?」なんて言っていた。
堂を出て、庭を散策。お庭も綺麗。
観音たちの圧に包まれたあとに、こういう穏やかな庭があるのがうれしい。
こういうのでいいんだよ。


ピリオドの彼方に
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