
スマホの水没は、とても辛い。
1.スマホ水没
2.水没後の対応
3.水没して浸水したときのまとめ
スマホ水没
今の今まで、iPhone X を風呂の中で使ったり、沖縄のプールで使ったりと、それなりに水の中で使ってた。
「さすがiPhone X、水の中に入れても大丈夫やわー、余裕やー」と思ってた。水没させても動作に問題は出なかった。つい、今朝までは。
今日、暑かったので、娘と一緒にプールに行った。
そのとき、手からiPhone Xが滑り落ちて、コンクリートの地面に落下。ゴンと鈍い音がした。
「やべっ!」と思って慌てて確認したが、枠にわずかに傷が着いただけで、本体は無事。
「さすがiPhone X、画面はすぐに傷がつくけどそれ以外は強いわー」と感じてた。
そしてそのまま娘とプールへイン、iPhone Xも水着のポケットインでプールにイン。
今年はまだ水が冷たいなー、とか思っていた。
しばらく後、電話が掛かってきた。
電話を取ろうと画面を見たら「オカン」と表示、「なんやねんオカン」と思ったその直後、突然電源が落ちた。
「ん?」と思い、電源ボタンを長押しして起動しようとしたが、リンゴのマークが出てくるだけで、OSが起動しない。永遠とリンゴのマークがループする。
「んん?」と思いよく見ると、インカメラがなんか曇ってる……? アウトカメラ、完全に曇ってる!
はい、浸水してました!


たぶん今回始めてコンクリートの上に落としたのだが、その衝撃でどこかに若干隙間ができて、そこから浸水したと思われる。
水没後の対応
iPhone X は電源長押しでシャットダウン。一旦ロッカーに戻ってiPhone Xをタオルにくるんで2時間弱放置。
(娘とはプールでがっつり遊んだ。iPhone X は浸水したけど、娘とのプールは楽しかったよ。若干テンション下がってたけどな!)
その後、プールから上がってiPhone Xの電源を入れて確認するも、リンゴループは変化なく。
「んんんー」と思ったが、ここではこれ以上何もできない。自転車のスマホホルダーでiPhone Xを乾かしながら家に帰ることにした。
そして途中、なんかインカメラの曇りが無くなってるなと思い、電源を入れてみると……iPhone Xが無事起動! やったね!
ああよかったと安堵のうちに家に帰り、iPhone Xの動作確認。すると、「Face ID がアクティベートできない」旨の警告が出てる。
Face ID を再登録しようとしたが、エラーで登録できない。
「よし、困ったときは再起動。再起動してみよう」と思い再起動したら、リンゴループ再び。
おかえりリンゴループ……。まじかよ……。
で、思ったのが、
- 「iPhone Xが起動するとき、Face IDを使ってようがなく無かろうが、カメラチェックしにいくんじゃね?」
- 「カメラが曇ってるというか濡れてショートしてるっぽいから、起動失敗してるんじゃね?」
- 「家に帰って来るとき起動したのは、外気温が高く太陽でiPhone Xが熱くなって、水が水蒸気になってショート状態が一時的に改善して、起動したんじゃね??」
はい、それでは実験。
iPhone Xをドライヤーで熱して、カメラの水滴を消す。そして電源長押し……。
リンゴループ脱出、OS起動!! やったね!
で、嫁と話をして「Appleに持って行ったら?」と言われたし、確かに専門家のご意見を賜るのは重要だと思ったので、Appleストアの修理予約。
修理予約を取るクソゲーを数十分繰り返して、予約が取れたのでAppleストアへ(あ、その前にバックアップはとったよ)。
で、Appleストアの人いわく、
- iPhone Xの水没は、修理ではなく筐体ごとの交換。動いてる、動いていないは関係ない。iPhone X 256GBなら税込み70,000円ほど。
- どうせ動かなくなって交換なら、動いている今の状態で使って、完全に故障してから交換でもよいのでは。
- ちなみに、iPhoneの下取りができる。SIMスロットを開けて浸水マークを見てもらったが、浸水とは分からないとのこと。これなら、カメラ部分さえ完全に乾けば、通常の下取り価格になると思うよ。
以上の話だったので、このまま使うことにした。
ダイソーで乾燥剤を買う。
乾燥剤は布団、衣類の収納とかのカテゴリーのところに売ってる。今は梅雨の時期だからか、メイン通路に面している売り場、収納用品がまとまっている売り場の2面で売っていた。もし手に入らなくても、お菓子の乾燥剤とかを流用すればいいと思う。雪の宿に入っている乾燥剤とか。
で、カメラ用のがあったので、そちらを購入。
ジップロックで2重に密閉して乾燥中。乾燥しながらも使えるので、使っている状態。
水没して浸水したときのまとめ
何はともあれ電源オフ
長押しで電源を切る。たぶん一番大事。
乾燥させてみる
iPhone X を水没させてアウトなら、Appleに払う金額は、動こうが壊れようが同じ。
ならば、乾燥させてみて動けば儲けもの。なので乾燥させる。
ドライヤーで乾燥させるときは、熱しすぎないように注意。熱でバッテリーが死ぬ。
今回と同じようなケースなら、カメラ部分の曇りが取れたらすぐに止める。そして起動させてみる。
起動したら、必ずバックアップを取ること。
Appleストアへ持っていく
iPhone X は修理が難しい……と思う。
iFixitでは普通になってはいるが…… → iPhone Xの分解
なので、個人的には、町のiPhone修理業者よりも、Appleストアへ持っていくことをオススメ。
落としたiPhone Xは、浸水する
対策ではないが、一応。
落としたiPhone Xは、さっきまでのiPhone Xとは別物と思わないといけない。まず、認識を改める。
光の玉を使ったあとのゾーマ状態、すでに闇の衣(耐水性)は無くなっている。
今年も新しいiPhoneが出るだろうから、買い換えるよ。
仕方ない、いつ壊れるかわからないのだから。これは仕方ない。いやあ、仕方ないなぁ。
"iPhone X を水没させて.." のご意見・ご感想
MRB says...
スマホスピタルへ行ってきた。
・カメラ部分の浸水を、iPhone X を開けることで乾かすことはできる。
・ただし、それでFace IDが回復するとは限らない。むしろ、回復すること自体が極稀。
・今日も何件か水没直したけれどもFace IDが治ったケースはゼロ。
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