堀井さんがネタバレイトショーで、「1つの世界に収束」という話をしたので、その内容を受けて、ドラクエ11は最終的には1つの世界、つまりエンディングで流れるドラクエ3の勇者の母親が本を読んでいるあの世界は、ドラクエ11の後の世界ということになるが、では主人公とセニカがそれぞれ過ぎ去りし時を求めた世界、つまり時のオーブを割ってそれぞれが居なくなった世界はどうなるのか、を再考したい。
【DQXI カウントダウンカーニバル番外編〜ネタバレするとはなにごとだ!〜ネタバレイトショー】での堀井さん発言の要旨
動画はこの公式サイトから http://sep.jp.square-enix.com/info/20170929000491.html
・(パラレルワールドなのか、という質問に対し)歴史は収束するというか、1個の歴史にまとまっていく。
・過ぎさりし時を求める前の記憶があるのは、そのせい。
・(巻き戻し、みんな救われる?という質問に対し)うん、そう。
だいぶ言葉を選んで話した、という感じがするのだが、どうだろうか。
「まとまっていく」ということは、過ぎ去りし時を求めた瞬間はパラレルワールドになるけれども収束するんだよ、という風に捉えられなくも無い。いや、最終的には「パラレルワールドにはならない」という趣旨だとは思うけれども。
ということで、こういう理解をしている。
・主人公が時のオーブを割ったとき、ベロニカの居ない世界は消滅する。主人公は過去に移動する
・セニカが時のオーブを割ったとき、主人公達がいる世界は消滅する。セニカは過去に移動する
・いずれの場合も、未来も書き換わる。つまり、
・主人公が過ぎ去りし時を求め、主人公がいなくなった世界は、ベロニカがいる世界、つまり主人公が過去に戻った後に続く世界に書き換わる。
・セニカが過ぎ去りし時を求めたときの、主人公達の「今」は、セニカが過ぎ去りし時を求めた後「セニカが過去に戻った」世界の未来に書き換わる。
・過去をやり直したことにより「今」にいくつか変化があるだろうけれど、記憶を含めて全て書き換わるため、誰も変わった部分に気づくことができない。
→ただし、うっすらとは記憶に残る
・記憶は緩やかに収束されるので、記憶の統合はすぐには発生しない
→主人公が過ぎ去りし時を求めた後の世界の聖地ラムダで、色んな人から「いきなり消えた」と言われることから、直前の記憶は残っている、と考えるのが相当
また、記憶がすぐに変わっているとセニカが過ぎ去りし時を求めたときに「セニカを見送ってる感」があるのが矛盾するが、これも記憶は直ぐには収束しない、で一応説明がつく
こうなると最も大きい謎が生まれる。
・セニカが過去の戻ったのならば、ウルノーガは生まれず、ニズゼルファもローシュに倒させるのではないか。そうなると、主人公は生まれないのでは?
・今の世界ではセニカが時の番人になったが、セニカが過去に戻った後の世界では誰が時の番人になるのか。
これは「みんな救われる」という発言の趣旨から考えると、
・ローシュとセニカは再会し、ウラノスの裏切りでローシュは殺されることは無かったが、ニズゼルファを倒すには至らず、結局「賢者セニカと神の民」がニズゼルファの身体を封印した?
・時の番人はセニカ以外の人物、あるいは普通のヨッチ族から時の番人になっている。
時間の流れのところは、あまり厳密に考えないほうが良いのかなぁ。。。
ちなみに、謎であるエンディングでの本は、ドラクエ3の世界で主人公と7人の仲間が描かれているこが、これはどのタイミングを描いているのかなぁ。ニズゼルファを倒した後・・・?
"ドラクエ11の謎・ストーリー考.." のご意見・ご感想
名無しさん says...
堀井氏はパラレルワールドを否定し収束するとおっしゃられたとの内容で過去のシリーズ作品やドラクエ11の作品内における違和感と疑問をたくさんの方に残しましたが
こう考えるとどうでしょう?
過去作への繋がりのみを考察するのではなく収束するが堀井氏が今後のための布石として捻り出した言葉であるなら…と
堀井氏もお歳を重ねていらっしゃいます
悲しいことですが堀井氏が手がけるドラクエシリーズの終結も含めて
今後ロトシリーズ、天空シリーズ
全てが一つになるという壮大なプランを練っていらっしゃるとしたらパラレルワールド否定説と疑問も大きな期待に変わるのではないでしょうか
私はそういうふうに考えています
MRB says...
ドラクエ本編シリーズの間隔が長すぎるというのも(DQ10はアップデートされてますが)、色々と難しくしてしまっている気もしています
ひとことお願いします
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